私も含めた多くのブロガーはGoogleの検索順位を上げることに多くの力を尽くしています。
逆に言えばGoogleのアルゴリズムを理解し、上位表示を可能にさえすれば、あなたの記事は読まれるものになるということでしょう。
ここでは、勘違いしがちなロングテールのキーワードについてとコンテンツSEOについて解説します。
ロングテールキーワードの意味を理解する
多くの人が定義し、その解釈が分かれる最たるものがこれです。
ロングテールとは、キーワードとは、といった2つの曖昧なニュアンスを組み合わせることで、ブロガーにしか分からない、読者を置いてけぼりにした言葉を生み出す結果となりました。
ロングテールキーワードとは
前述した通り、多くの人が定義していますがアレグロさんのものが最もしっくりきたので引用します。
ロングテールキーワードとは、複数の様々なワード(単語)の組み合わせにより検索されるキーワードです。
1単語のキーワードで、頻繁に検索されるキーワードをビッグワードと呼ぶ場合が多いのですが、そのワードを軸にした3~4単語の複合キーワードをロングテールキーワード、ニッチキーワードと呼びます。
これらのキーワードは、検索母数は少なくても検索の意図が明確な為、そのキーワードの意図を理解して詳しく解説したコンテンツを作成する事で成約(コンバージョンとも言いますが、いわゆる購入や、申し込みなどを意味します。)に結びつきやすいといった特長があります。
出典:https://www.allegro-inc.com/seo/longtail-niche-keywords
ロングテールキーワードの効果
先に書きましたが、あなたはGoogleのアルゴリズムさえ理解し、SEO対策を万全にすれば読者がつくと思っていませんか。
おそらくそういった勘違いをしている人がすごく多いことでしょう。
読者はロングテールキーワードなどという言葉はもちろん概念すら知りません。それなのになぜロングテールSEOを最適化することに躍起になっているのでしょう。
もちろん私はあなたと同じようにバズ部さんのロングテールSEOの記事を穴が開くほど読み込んだ過去があるので、ロングテールキーワードの重要性については理解していますが、それを踏まえてなお初心者にはそれ以前にやるべきことがあると思うので紹介します。
あなたが読みたいと思う記事とは
正直なところブロガーにはこれだけで充分ではないかと思います。
結論「あなたが読みたいと思う」記事は読まれます。逆も然りです。
あなたが検索上位を獲得できない理由
あなたの丹精込めて書いた記事が検索上位表示されない理由は明確です。
- キーワードが検索意図に則っていない
- 前提条件が抜けている
- 読者の悩みを解決していない
それぞれ解説します。
キーワードが検索意図に則っていない
これがまさにロングテールキーワードということですが、検索数や関連キーワードの分析までは不要だと感じています。
それより大事なことは検索意図に沿っているか、です。
例えば私の悩みの多くは片頭痛に由来するものですが、検索するときは下記のようになります。
・「片頭痛 治す すぐ」
・「頭痛 薬なし 治し方」
これは特に検索数などの分析はしていませんが間違いなく読者が知りたい情報のキーワードです。
それがロングテールか、という視点より圧倒的にこの「それが読みたくなる記事か」という視点でキーワードを選定するべきです。
前提条件が抜けている
私がブログを始めた頃、長い時間成果が出なかった理由がこれです。
どんな記事でもあなたが読む記事はまずは前提条件の説明があるでしょう。
例えば「ロングテールでSEOを攻略したい」と考えて検索したとします。
一番上に表示された記事にはおそらく「ロングテールとは」「ロングテールSEOとは」といった説明があるはずです。これが思いの外とても重要です。
簡単な説明を省いたり、きちんとした言葉の定義をしないまま中身を読ませてしまうと、「あれ、なんか知りたい情報と違う」とか「なんとなく意味が噛み合わない」ということが発生し、離脱される原因になります。
まずは何を前提条件とするか、というのも大きなポイントです。
読者の悩みを解決していない
有益な情報がなく、どこかで見たようなものばかりが寄せ集まった記事はGoogleのペナルティ対象になります。
そのためビッグキーワードを狙うと上位表示はおろかGoogle表示されないといった事態に陥りやすいのです。
そのため、読まれる記事には一次情報というものが必須です。
一次情報とはあなたが情報源の情報のことです。そのためあなただけのオリジナルの情報です。
【一次情報】
- あなたが撮った写真
- あなたが録った動画
- あなただけが書ける文章
最近ではGoogle検索すると、トップの方にYouTube動画が出てきますよね。
これはまさしくキュレーションなどのサイトが増えた中で、動画は明らかにオリジナルかつ有益だと判断されているということです。
それはつまるところ読者の悩みを解決している、ということに繋がります。
直結はしなくても、間接的に悩みを解決しているがために上位表示され、多くの人の目に触れるのです。
ユーザービリティを上げて検索上位を狙おう
読者目線、つまりユーザービリティを上げることはそのまま上位表示に直結します。
私たちブロガーが力を入れるのはまず、ここではないでしょうか。